ウルトラマンマックス #7「星の破壊者」
なにこの見てて激しく眠くなるお話。ふざけてるの?
とりあえず、駄目だったところを片っ端から挙げてみる。
出動はまたもカイトとミズキ。あのさー、話数一桁にしてキャラの使い方が激しくマンネリってどうよ。現状コバ*1とショーンが石掘隊員以下の空気度合いだから、たまにはどっちかとカイトを組ませてやってくださいお願いします。
ミズキは出動するたびに怪我しないといけないのか。トラブルへの巻き込み方があまりにワンパターンすぎて萎えるどころの話じゃない。
ケサムの地球文明批判とそれに対する反論が、スラン星人の時とまったく同じ定型文だけを並べた安易極まりないもの。引き出し少なすぎるぞマックスの脚本陣ー。
ケサムがなんで爆破を止めたのかがさーっぱりわかんなーい。ミズキ隊員とたったあれだけ話しただけで改心? ぶっちゃけありえな〜い。
で、結局今回の話はなんなんだ。ケサムを極悪非道の宇宙テロリストとも描かず、任務と良心の間で揺れ動く悲劇の工作員としても描かず、ただ暴れたから殺しただけ。何が言いたいんだいったい。今回の脚本の人、本業は小説家らしいけど、これが本気なら正直駄作しか書けないか、ウルトラマンを馬鹿にしすぎてやしないか。
とりあえずケサムにはこの言葉(http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1123285832/590/)を贈る。
590 名前:名無しより愛をこめて 投稿日:2005/08/13(土) 10:10:09 id:SzXc/w1T 自分達の星の中だけで好き勝手にやってるのを、外から来た異星人が 「星を大切にしないのはけしからん。懲らしめて(滅ぼして)やる!」 ってのは全く持って大きなお世話だよな。それとも大義名分なのか? 素直に「この星、気に入ったからよこせ。お前らは邪魔だから死ね」とかの方が 実にストレートで判りやすく、心の奥底を揺さぶられるというか何というか、 舐めた口きくんじゃねえぞテメェ。マックス先生、コイツ殺っちゃってください。
いいところはー……
隊長の「娘と行ったことがあるな」。ちとわざとらしかったけど、生活感があって好き。
神崎士郎の人、演技上手くなったなぁ……。龍騎の時は正直キャラの雰囲気と陰鬱とした喋り方にだいぶ助けられてたけど、今回は素でかなりよかったと思う。
文明破壊のイメージ。爆発と廃墟のミニチュアがやたら力入ってて、すごい迫力あった。
サイコキネシスでミサイルとダッシュバードを止めて、端から爆破してくケサム。ケレン味あってかっこいい。
マックスのCG空中飛行。こういういい部分はネクサスからもどんどん取り入れて欲しいところ。
*1:やっと名前覚えた。