ウルトラマンマックスの続き

ケサムの「独善的な理由で星ごと地球人を滅ぼそうとする」っていうキャラがどっかで見たことあると思ったら、ウルトラセブンの中でも傑作の名高い「盗まれたウルトラアイ」に出てくるマゼラン星人マヤと似てるんだ。
もっとも、「盗まれたウルトラアイ」は徹底して独善的なマゼラン星の不気味さや、その母星に見捨てられ、ダンの「この星で一緒に生きよう」という誘いを蹴って自ら命を絶つマヤの悲しさや、異郷の地でその星を守るために戦っているセブンの孤独など、戦闘シーンがほぼ無い代わりにドラマ面がこれでもか!と描かれている、昨日のマックスとは比較するのも失礼な名編なわけですが。
これくらいのものを作れ!とは言わないから、ウルトラの名を冠するならもうちょっとしっかりしたものを作って欲しいところです。娯楽作に徹するにしてもな!