舞-乙HiME #20「ニーナと呼ばないで」

ミコト(猫じゃない方)きたー!ってことで第20話でございます。いやーまさかハルモニウムの守護者とは……
ナツキはもうなんというか、落ちるとこまで落ちたというか……さすがはクライシス(笑) ハルカは確かに失礼なくらい笑ってたけど、ナツキ的にはユキノにまで素で笑われたのが堪えただろうなー。登場人物の中で一、二を争うまともな人だし。そんなエアリーズは議会の紛糾と微妙な国際情勢のせいで身動き取れず。
カルデアはナギがガルデローベを押さえたことに焦り、ミドリ+サイボーグ四人衆を誘き出した隙にフィアがREMの研究データを奪う作戦に。やっぱいくら皇帝お付きのマイスターオトメでもあの5人を相手にするのはキツイか、最強クラスのオトメであろうナツキ+シズルと互角だったし。そしてサイボーグ四人衆も全員スレイブ持ってるのね。名前が出てたのはオカマの使うケートスだけだけど。
セルゲイ「新たな真祖、いったい誰なんだ……?」 あなたがかつて慕ってたレナ・セイヤーズです。この事実を知ったら、いくらセルゲイでもナギに反旗を翻しかねないけど……でも弱みをガッチリ握られて首元を押さえられてるからなー、どう出るだろう。
「ニーナと呼ばないで、もう子供扱いしないで」と、つまり「一人の女として見て」と訴えるニナだけど、セルゲイは「これも父親の悲哀ってやつか」とまだ親モード。どーも気付いてて見ないふりをしてるみたいだけどなあ。なんつーかマジでタチの悪い男だなセルゲイ(笑)
一方アリカは飲み込まれても鬱モード。今回ばかりはアオイのためにもまだ死ねない、と思ってるマシロの方が強いなあ。押し倒してまで無理矢理オトメの認証しようとするし(笑) そして見た目が岩山そのものだったり消化液が溶岩にしか見えなかったりこの岩石生命体はなんですか。まさか地球科学で作られた生物兵器の末裔とかじゃないだろうな。
アスワドの村を襲ったフィア・グロスと対峙するアリカ。いくら最強といわれる蒼天の青玉でも、経験豊富なマイスターオトメ相手じゃまだ全然敵わないか、真の力を引き出せてないみたいだし。
危機的状況にも慌てず、リーダーシップを発揮して民を纏め上げるミドリ。そんなミドリから何かを感じるマシロ。個人的には、ここで何かを感じ取れる時点でマシロは本質的には愚王ではないんじゃないかなーと思ったり。
アリカとマシロを命の危機から救ったのも、今まで微妙な平和を維持してきたのも今各国が争う原因になったもアスワドの村を襲ったのも一人でも多くの民を救ったのも全部オトメの力。つまりはよくある『力は力、ただそれだけ。それがどんな方向に進むかは使う者次第』ってことですな。そしてこの世界では力を持たなければ生きられない、特にアスワドのような弱い立場の者は。それでもアリカには、そういうのを全部飲み込んだ上で自分の正義を貫けるようになって欲しい、仮にも主役なんだし!(何)
トモエとシズルがドえらいことに。予想通り黒化したトモエよりも、嘘を見抜きつつも利用してやる気満々であえて身体を開いたシズルおねーさまの方が遥かに怖いのは気のせいでしょうか。
ニナはナギに連れられてハルモニウムへ。「僕の……僕とセルゲイの夢が」とか言われて俄然やる気になっちゃったり。ニナが近付くとハルモニウムは開き、そして現れたのは……!といったところで次回へ。ニナ対ミコトとかアリカとマシロの正式な契約で、次回も見所多そう。
「勢いで契約するものじゃないですね、アリカの苦労がわかります」 ああ……マシロもナギも超の付く素行がおかしい人だから……