小さき勇者たち
- 作者: 蕪木統文
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2006/04/26
- メディア: 単行本
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冒頭の33年前の死闘を見守る人の中に、丸眼鏡をかけて関西弁で喋る人のよさそうな『コンちゃん』っていう駐在さん*1がいたり、巨大生物対策審議会の前委員長が斎藤*2だったりと細かいところに過去作のオマージュがあってニヤリとした。
ギャオスの細胞がほとんどデビルガンダム細胞と化してたのには苦笑。だってギャオス細胞を摂取したトカゲがジーダスとGバルゴンとGジャイガー*3に、イカがGバイラスに、貝がGギロンに、魚がGジグラに、コウモリがギャオスになったってすごいトンデモ設定だよ、強引な理屈付けで宇宙ギャオスまで出てくるし(笑) ガメラはギャオス細胞への抗体と、独自の位置付kをしてるのは面白いけど。
一ツ木参事官を初めとした大人勢の映画本編以上の情けなさを置いとけばなかなか面白かった。特にクライマックスのガメラ対ジーダス&Gバルゴン&Gバイラス&Gギロン&Gジャイガー&Gジグラは必見。映画以上にガメラが勝てる気がしない絶望的な状況からの逆転劇はなかなか燃えた。