仮面ライダーカブト #40

中盤に登場して、今までZECTと密約を交わしたりしつつワーム側のドラマを引っ張ってきた蟹御前の退場。なんて言えばいいんだろうかなー……非常に面白かったし大介かっこいー!って思ったんだけど、なんか本筋から外れてた印象が。まあ最近のカブトの本筋には正直ついてけないから外れてても一向に問題ないんだけどね!(何)
とりあえず消し飛ぶ矢車には引っ繰り返って笑った。『消し飛ぶ』なんて書く井上氏も『消し飛ぶ』であんな映像作る田崎監督も馬鹿だ、最大級の馬鹿だ(褒め言葉 「入念な計算に裏打ちされている」っていうのは正直よくわからなかったけど、

矢さ車さんは麗奈の秘めた闇=ワームの心への恐れを感じ取ってそこに惚れたけど、麗奈は懸命に人間として生きようとして、蟹御前もその心に影響されて大介の腕の中で安らかな最期を迎えた。そのドラマの中では、闇しか見ようとしなかった矢さ車さんは場違いな存在だった

……っていうことなのかなーとか思った。脳内補完極まりないけどな!
愛のキューピッドになろうとする坊ちゃまはいい奴だなぁほんと……親友*1が好きだった人と付き合ってて、その愛を応援するなんてよっぽどのお人好しじゃないとできないぞ。
部屋のオウムを見てひよりが人と交わろうとしようとしてたことを知ったり、風間の「大切な人がワームだった、ただそれだけだ」に共感したり、横槍を入れようとした歩き方の気持ち悪い喪服ワームを「野暮はするな、お前の出る幕じゃない」と引き受けたりと今回は天道がなんか勘違いした天の道を往く人じゃなく、いい感じだった。
今回、第12話でワームはあくまでワームとして殺した天道と、ワームでも大事な人だから殺せなかった大介が逆の行動してることに気付いた。そこに至る心理とか状況は全然違うんだけど。
ドレイクはほんとやる気になると強いなぁ、今のところカブト以外で唯一上級ワームをしとめたライダーだし(笑) 多分本気を出したドレイクなら、ハイパーカブトは無理でも前期カブトやガタックには勝てるね! 非クロックアップ時とクロックアップ時でライダーシューティングの弾速が違うことを生かしたファイナルショットは、バックに麗奈の歌がかかって大介の声とゼクターの音声だけが聞こえる演出と相まって感動的だった。田崎監督に愛されてるライダーは得だなぁ。
次回からは本筋に戻り、ワームの擬態を封じるAM弾を巡るZECT&ネイティブとワームとの戦いと、ハイパークロックアップを越える能力『フリーズ』を持つ喪服ワームのボスっぽい気持ち悪い奴が登場。役者さんが北村監督作品の常連でアクションが得意らしく、生身でガタックをボコってて吹いた(笑) ホッパーズと坊ちゃまは……もういいや

*1:かなり一方的な友情だけど。