ウルトラマンメビウス #45「デスレムのたくらみ」

暗黒四天王2の刺客、デスレムとの戦い。太田愛氏だけあって短い時間でよくまとめてたとは思うけど、やっぱりあと1話欲しかった……っ! でも、ここまでの話で削って最終章にあてて欲しかったっていうほど無駄な話もあまり見つからないんだよなぁ……コスモスみたいに六十数話まで続けて欲しかったなぁ、今更言っても詮ないんだけど。
体育座りでフェニックスネストの帰還を待ってるミライがやけにかわいい。いや自分腐じゃないけどさ、思うよね?(何)
民衆の二転三転する手のひらの返し方が、意図したものかどうかはわからないけど実に嫌な方向にリアルだった。某ゼロも言ってたしね、「民衆はスタンピードに弱い」って。ただ、仲間を守るために市民を犠牲にされちゃ堪らない*1っていうのも確かにごく普通の市民感情だとは思う。その辺も含めて、自らの行動を改めることができるのも人間のいいところだとは思うけどね。
きくち英一氏だー。って役名もきくちかよ(笑) ただの賑やかしかと思ったら本編への絡ませ方が上手かった。
デスレム、左手を振って異空間から火球を撃つのが面白かった。SRCデータじゃ火球の射程が2〜5の間属性で、撃ち合いには滅法強いけど近付かれると何もできない感じかなー。フェニックスネストを人質にとって、メビウスの精神面での敗北と地球人への不信を抱かせる二つのことを同時にしようとしたのはお見事。
郷さんが特殊能力で誰も気付かない状況を見破るの、帰マン序盤でよくあったシチュだなぁ。で、他の隊員*2に信用されずにハブられて凹むのが黄金パターンだったなぁ。
郷さんがミライに、「汚いところも知ってこそ」って言うのは色々辛い経験をした郷さんならではの台詞。やっぱり怪獣使いいらなかったなー、ここでこういう台詞入れるなら(笑)
またまた帰ってきたウルトラマン、おいしいところで登場! きくち氏にウルトラマンが帰ってきたー!」と言わせることでアンチジャック派*3への配慮もやってしまうとはさすがメビウススタッフ、手落ちなし(何) でも出番自体は微妙だったなー……ブレスレットでデスレムをYATSUZAKIにまでは言わないから、せめて火球を防ぐのにウルトラディフェンダーを使って欲しかった。
郷さんの「GUYSが家族」という言葉、怪獣使いと少年を見た人間にとっては感慨深い。あの時郷さんも「MATという家があって、隊長という父がいます」って言ってたんだよなぁ……
次回はウルトラセブンと、予想通りコノミのお話。今までミクラスの運用のために前線に出たことはあったけど、戦闘機に乗るのは初めてか。同じく基本後方勤務のテッペイはなんだかんだで結構乗ってるけど。

*1:今回はそれは事実じゃなかったとはいえ。

*2:主に岸田隊員。

*3:わたしはジャック世代だから、ジャック呼びは構わない……というか「やっと公式で劇中に呼んでくれたか!」と喝采したけど(笑)