天元突破グレンラガン #23「行くぞ、最後の戦いだ」

ついに最終決戦、第四部開始!なんだけど、まずは第三部の後始末と戦いへの序章だった。急展開続きのグレンラガンにしては珍しいけど、ロシウの後始末だけはやっとかないといけないことだからなー。
始まりは前回のはっちゃけっぷりが嘘のような静かなもの。ココ爺の見つめる写真に写るシモンとニア、なんというか、雰囲気がいいなぁ。本当にお似合いなんだと思う、この二人は。
リーロンが説明の時使ってた機械、マイノリティ・リポートでそっくりなのがあったのを思い出した。全っ然理解する気もない*1けど、『気合』と『恋』で異常に反応する大グレン団は実にらしいというか、リーロンも長い付き合いとはいえよく説明してやるなぁ(笑)
久々登場のアダイ村の司祭様。中田譲治氏の声はやっぱり格好いいし、この声であんなこと言われたら説得力あるなぁ。ロシウとの会話はなかなか深いものがあった、信じていたものが下らないものだった時に、それを面白いと言える司祭様と落ち込んでしまうロシウの、人生経験の差とかが短い中に表れてて。聖典には表紙にムガンっぽい絵があるし何か意味があると思ってたんだけど、出鱈目だということに意味があるものだったのか。
グレンラガンがワープ! ほんっとにもうなんでもありだなこいつは! まさに気合と愛さえあれば、変えられないものはないのか。
「ロシウゥゥゥゥゥゥ!! 歯ぁ食い縛れぇぇぇぇぇぇぇ!!」って、予想してたとはいえここでそれをもってくるのはグッとくるなぁ。とうとうこういうことがやれて言えるようになった*2シモンが非常に感慨深い。
「思えば跳べるってこと♪」「思ったら殺す」吹いた。さすがのヴィラルもリーロンには手も足も出ないな(笑) 何気にシュレディンガーの猫みたいな小難しい話になったけど、「要は気合だな!」で済ませちゃうのが素晴らしい。実際そうだしな!
ヨーコさんそのコスチュームはないよ。そしてキタンは見すぎ(笑)
ココ爺が旗を持ってきてからは、もう鳥肌立ちっ放し。ここで大グレン団の結束の象徴であり、シモンとニアとの思い出であり自由を勝ち取ったテッペリン攻防戦の時の旗を持ってくるのが上手い、非常に上手い。台詞はなくてもココ爺の気持ちがよくわかる名演出。
「言ってくるよ、アニキ」で今回二度目にグッときた。そうか、そのためにわざわざ旗を掲げて火山帯から飛び立ったのか……
カテドラル・テラ改め超銀河ダイグレンに大グレン団の旗を突き立て、ブリッジにやってきたシモンの姿はまさに第1話冒頭のそれ! ようやくここまできたかー! なんかもう興奮しっ放し。でも一瞬で変わりすぎだ!(笑) ヴィラルのコスチュームはなんというかもう、すごいし。だがそれがいい

那由他不可思議無量大数!
無限の敵が来ようとも、不撓不屈の無法者!!
この道だけは譲れない!!

*1:比較的学がありそうなヨーコまでガン無視(笑)

*2:しかもアニキのコピーじゃなく、アニキにされたことを自分で考えた上で。