ウルトラギャラクシー大怪獣バトル #4「ベムスター参上!」

サブタイと登場怪獣だけじゃなく、各所に帰ってきたウルトラマンへのオマージュが伺える話だった。メインはあくまで怪獣同士のガチバトルでドラマは添え物だろうけど、なかなか短い時間でよく纏まってたと思う。
副長の兄、また影丸茂樹氏かよ(笑) 円谷プロ所属とはいえ出過ぎじゃー、今回は写真だけとはいえ。
ベムスターメビウスとえらい雰囲気変わって帰マンの時に近くなってたなぁ。色変えただけで*1印象大きく変わるもんだ。ミサイルを飲み込んだ後はしゃいだりするのはメビウス版っぽかった。
肩書きが『宇宙大怪獣』だけあって、ベムスター強い強い。ゴモラの突進を真正面から受け止めてパンチで吹き飛ばし、必殺の尻尾攻撃も軽く受け止めたりあまつさえ片手で弾くパワーはまさに圧倒的。ところどころFightingEvolution3の攻撃モーションそっくりな動きがあって、持ってる人として嬉しかった(笑) 遠距離攻撃を吸収するだけが能じゃないところを見せてくれて満足。
副長の「この怪獣は私が倒す!」はやっぱり『この怪獣は俺が殺る!』へのオマージュだろうなぁ。予告じゃまだ判断つかなかったけど、今回の帰マンへのオマージュ具合を見ると間違いない。
うおっ、リトラが火を吹いた! と思ったら火の鳥になってインヴィンシブルフェニックス撃ったー! 確かに吐いたら死ぬ酸と肉弾攻撃だけじゃ頼りないだろうがこんな超絶進化を遂げるとは(笑) 理屈を付けるなら、ウルトラQのリトラは生まれてすぐだったので火を使う能力が使えなかったってところかな。
ゴモラとリトラの連携と、オキの助言で掴み取った勝利はよかった。ZAPも噛ませ犬のためのチームじゃなく、レイと一緒に戦うチームになってくれそうで強い防衛チーム好きには嬉しい。
夕日の中で向かい合うレイと副長のシーンが、絵的な美しさも相まって印象に残った。「素直に気持ちを表せばいいのよ。……私もあまい得意じゃないけどね」って台詞、こういうのを同じようなタイプの副長が言うのがいい。 この夕日の中向き合う構図も帰マンで見たことあるんだよなー、どの話だったっけ。
副長のアドバイスで、ちょっと素直になって打ち解けたレイが微笑ましい。こういう絆を深めてく話は大好き。そしてこの世界ではいないとばかり思ってた、ウルトラマンの姿が! これは映った時にぞくっときたなぁ。「地球を守った正義の宇宙人」って受け止め方が、今までのウルトラ世界とは違っててなかなか面白い。今までは防衛チームからの視点からが多かったから、ウルトラマンは共に戦う仲間とか救世主とかいう受け止め方が多かったし。

*1:あと着ぐるみの劣化もあると思う(笑)