大決戦! 霊帝VSみんな

戦士よ、起ち上がれ!

と、いうわけでサルファクリア。ハードモードの仕様がやる気起きないのと基本的に待ち戦法使いなので、ラストは終焉の銀河へだった。
ラスボスの水木一郎アニキ、エフェクトのおかげもあるとはいえ結構まともな演技してるね。端々から滲み出るアニキ臭はいかんともしがたいけど(笑) 能力自体はぶっちゃけ前作のガンエデンと大して変わらない上に、余裕で1ターンキルできたのでアニキ・オンステージ*1以外の攻撃は見ず。つかあそこで敵にターン回したら死ねる。あの数のズフィルード+三つのしもべ+孫光龍*2を全滅させるほどマゾでも完璧主義者でも金の亡者でもないし。
ラストのイベントは、お約束で予定調和とはいえ熱かった。節操無く味方側の死人を精神生命体にしてる*3ザ・パワーとGONGの作詞・作曲がバサラだったのはさすがに吹き出したけど(笑) イベントが起こったら、戦闘でもGONGがかかるのは小さいポイントだけどよかった。今までだと、マップの音楽は主題歌でノリノリでも戦闘になると強制的にラスボス様専用BGMでちょっと萎えることが多かったから。
エンディングは、ぶっちゃけちゃうと第四次やF完結編とほとんどパターンは一緒。でも、クォブレー関連がいつものスパロボみたいに無理矢理力技と精神論で完全ハッピーエンドじゃなくて、ほんのちょっとだけほろ苦い終わり方だったのが好印象。絶対最後に戻ってくると思ってたから、再会せずに旅立っちゃうのはいい意味で予想を裏切られた。
とりあえず一回クリアしての評価は……70点ってところかな。
いいところは、動きまくりでハッタリかましまくりな戦闘アニメに作品間のクロスオーバーの上手さ。なんだかんだ言っても、会話でこのクオリティに達してるSRCシナリオは無いと思う。
悪いところは、まずBGMのへぼさ。PS2での前作のMXがよかっただけに、音質の劣化具合がすごく気になった……各主人公の戦闘曲は頑張ってると思うけど。そして一番気になったのが、終盤のストーリーのワンパターンさ。各作品のラスボスクラスと決着つけるステージが、ほとんど全部敵ボス、すごいパワーで圧倒→誰か*4が「駄目なのか……」とか弱音を吐く→誰かが「負けられない!!*5」と気合入れる→もっとすごいパワーで逆転!ばっかでさすがに少し食傷。お前ら力押ししか戦い方知らんのかいと。いや本気でそれしか知らなさそうな奴も多いけど。あと、バルマーに対するとりあえず軽く話し合いを持ちかける→拒絶される→じゃあぶっ潰す!という態度もちょっと。バルマー側の態度にも問題大ありとはいえ、正直軍事力を振りかざして無理矢理交渉を迫って、拒絶されると容赦なく殲滅する独善的な軍団にしか見えないこともしばしば……
そんなわたしの今回のイチオシキャラはエペソ・ジュデッカ・ゴッツォ。αナンバーズの実力を認めて、その主張を理解しながらもバルマーの将として戦い抜いて死ぬ様がよかった。
二週目はトウマで始めてみる。とりあえず戦闘曲は燃える、必殺技がライダーキックだし(何) でもできるだけ隠し機体が欲しいから、攻略本が出るのをあてにしてのそのそ進めていこうかなー。

*1:「古の白き祭壇」とか言うやつ。

*2:ハードモードだとヴァイクランにディバリウムにゲベル・ガンエデンまでうじゃうじゃ出てくるとか……マジ鬼畜。

*3:感動的だったり、物語上で意味がある死だったのが割と台無し。

*4:主にリアル系のサブキャラやスーパー系のヒロイン。

*5:「諦めるか!」「勇気を出すんだ!」等もあり。