仮面ライダー響鬼 #39「始まる君」

これにて響鬼も第3クール終了っと。話の切れ目に相応しい内容で、「ありがとな……明日夢の一言だけで『輝く少年』の数倍満足した。相変わらず詰め込みすぎのきらいがあってラストに余韻が無いけど、それは仕方ないか。なんせ実質第2クールが殆ど捨て回だったからなあ……
前回の感想で「桐谷にも成長のチャンスを!」って書いたけど、そこら辺は今後きちんと描いてくれそうな気配があってよかった。とうとうヒビキに弟子になりたいということを言ったけど、動機について駄目出しくらってたし。この辺、明日夢がもうとっくに父との決別を済ませてるけど、桐谷はまだ引きずってるのよね。その辺を吹っ切って、鬼になれないまでも父親の遺志を継ぐような結論に達したらいいなー*1と思ったり。
明日夢は、まだみどりさんに言われた「このままでいいの?」っていう問いにはまだ答えられないけど名サポートで響鬼を助け、ようやく認められた感じ。響鬼の「全てに響きがある」という言葉を思い出して、ヨブコの隔壁音波の間隔を見破るのはベタだけどよかった。
イブキとトドロキは……勘違いながらも結果的にそれでよかったトドロキはまあいいとしても、イブキの「僕も悩んでる、君も悩んでる。でも答えは君が出すんだ」って、あきらに言ってるよいうよりは自分に言い聞かせてる感じでなんかアレだったなあ。まああきら関連の話はまだ引っ張るみたいだけど。
ヨブコを一刀両断した真・鬼神覚声(仮)はかっこよかった。やっぱ田村監督は必殺技の演出が神だ。『鬼』って字が出てくるのはちょっと笑ったけど(笑)
次回はオロチ……って劇場版のあのオロチ!? あきら変身!?とか森が魔化魍とか、色々面白そう。
……ところで、裁鬼が持ってたちっちゃい音撃弦はなんなんだいったい。あれで音撃放てるのか?(笑)

*1:たとえば、鬼になった明日夢のサポーターとか。