ウルトラマンマックス #22「胡蝶の夢」

はいはいじっそーじじっそーじ( ´ー`)
……いや、こうとしかいえない内容だったし。よくも悪くも完全に最近の実相寺スタイル。でも話がダイナの『怪獣戯曲』*1と被ってたなー。わたしは怪獣戯曲の方が好きだけど。
今回に限らないけど、最近の実相寺氏の演出を見てると、やっぱりウルトラマンの『故郷は地球』とかに比べるとパワーが落ちてるんじゃないかなーって思う。単に演出の方向性が変わって、わたしの感性に合わなくなっただけかもしれないけど、あのライト越しに話すアラン隊員や泥塗れになってのたうち回りながらも一本でも多くの国旗を倒そうとするジャミラの最期ほどの執念を感じる絵が少なくなったというか……ただの懐古趣味かなあ……。実相寺氏に合わせた話を撮るんじゃなくて、普通の話を実相寺氏のスタイルで撮ってくれればわたしが間違ってるかどうかわかるんだけどなあ。

*1:とある劇作家(演:清水紘治氏)が『視聴者がカタルシスを得るために倒されるだけの怪獣』を否定し、自らの演劇を現実世界に投影することで『怪獣による世界の終焉』を演出しようとする話。