仮面ライダー響鬼 #最終話「明日なる夢」

今日は反響大きそうなこれから感想書こうかなーと。今のところネットで見られる感想のほとんどが「投げっ放し」「グダグダ」「井上」といつものテンプレ使ったいちゃもん付けばかりだから、数少ない肯定的感想書きとして。
とりあえず、予算とスケジュール管理もまともにできない*1おこちゃまプロデューサーの尻拭いを自分の企画を潰してまでさせられた白倉伸一郎プロデューサー、半年を過ぎてもまともに進展すらしていなかったストーリーをたった19話で極めて無難な形に纏めた井上敏樹氏、それに全てのスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。なんだかんだで1年間楽しかったです。きっちり旧路線を引き継いで『ヒビキと明日夢の物語』で締めたラストには、正直相次ぐ醜い騒動で響鬼自体を冷めた目で見てたわたしもちょいと感動しました。
で、最終回自体の感想へ。
ラスボス魔化魍わたしの脳は鮫頭の百足をろくろ首と認識することはできませんでしたとさ。普通にアームドノツゴだと思ってたよ!(笑) 人型の方はサトリかー。あんまり相手の思考を読んでたような動きは無かったような、感情丸出しな桐矢変身態に押されてたし。どっちも有名どころな妖怪だけにこの使い方は惜しいなー。
久しぶりに会ったけどどこかぎこちないヒビキさんと明日夢は別れた恋人同士がバッタリ!にしか見えなくて困った(笑) ところで高校生でも就ける病院でお手伝いするバイトってあるんかな、瑣末な部分だけど。
京介がちゃんと成長してるのが、初登場から期待してたわたしとしては嬉しい限り。しかし真っ直ぐで根性ある奴とは描写されてたけど、もしかしたらヒビキさんを超える最短記録樹立かも?って言われるほどとは。馬鹿の一念岩をも徹すってやつですかこれは(笑)
明日夢の危機に駆けつける京介……だけど、さすがにこれは瞬間移動言われても仕方ないかなあ。事前に明日夢がもう一人の子供に助けを呼んでくるように言ってるだけに。まあ偶然もんのすご〜く近くで修行してた可能性が無いとは言えないけど(笑) あ、「ヒビキさんいる?」「いるよ?」の時の京介の動きがなんかおかしかった。
変身してサトリと戦う京介。『始まりの君へ』のインストがバックにかかって、キタワァ━━(n‘∀‘)η━━ !!!って感じですよ。サトリの振り回した剣に音叉を当てて鳴らすなんてキザなことやってくれるしっ。しかもデザインはかっこいいしあきら変身態より強い!(何)
洋館の男女すら傀儡だったのは意外だったなー。そしてこれが噂のさらに身なりのいい男女か(笑) なんか世界中に『中華風に身なりのいい男女』とか『防寒着だけど身なりのいい男女』とかがいそうだなあ(笑)
ヒビキさんに憧れてヒビキさんみたいになりたいとずっと思ってたけど、ようやくそれじゃ駄目だと気付いた明日夢。そんな明日夢を「出会った時から自慢の弟子だ」というヒビキさん。バックの『少年よ』と相まって感動的なシーンでありました。京介には「人助けをして死んだ父を越える」という確固たる理由があったけど、明日夢は曖昧な憧れと京介に引きずられる形での弟子入りだったからなー。自分の道を見つけて、大人になったという意味でこの結末はベストなんじゃないでしょうか。
と、いうわけで。轟鬼威吹鬼の出番少ないとかどうせなら関東十一鬼勢ぞろいして欲しかったなーとか細かい不満はあるけど、終わりよければなんとやらでよかったんじゃないでしょうか。全然投げっ放しでもグダグダな話でもなかったしねー。


(追記)さらに身なりのいい男女の呼び名は、、青海苔食べ放題さんの感想にある『文明開化男女』を強くプッシュします

*1:個人的にプロデューサー交代の最も可能性の高い理由はスケジュールだと踏んでいます。