ウルトラマンメビウス #1「運命の出逢い」

うん、とりあえず第1話はマックスより遥かに面白かった。やっぱネクサススタッフの作風の方がわたしの肌には合うみたいで。旧式戦闘機は武器が火薬式のポンポン砲とか、演出がなかなかツボを押さえてたと思う。

  • やはり佐橋俊彦氏の劇伴は素晴らしすぎる。ウルトラマン仮面ライダースーパー戦隊ガンダム全部の劇伴やったことがあるのもこの人くらいだろうなー。
  • オープニングは作曲:鈴木キサブロー氏+編曲:京田誠一氏のゴールデンタッグ。これでいい歌にならないわけない! ネクサス後期OP風の隊員紹介も、マックスの影絵よりいいなぁ。
  • 恐らく次郎君からウルトラ五つの誓いを教えてもらった隊長、真・仮面ライダーの人だった。あっさり特攻して殉職しちゃったけど。
  • ウルトラマンの防衛組織の上官って、嫌味だったり冷酷だったりすることはあっても職務に忠実な人がほとんどだったから、ゴルフに明け暮れて責任問題に泣く人ってすごい斬新な気がする。
  • ガイズの面子、寄せ集めなのは知ってたけどほとんど民間人かよ!(笑) あの場に居合わせたことでミライに選ばれていくんだろうなぁ。しかし怪我が治ったばかりのサッカー選手、バイクの名手辺りはともかくボンボンの医大生にどんくさそーな保母さんって……(笑)
  • ディノゾールはインパクト大で25年と2週間ぶり*1の宇宙怪獣に相応しい貫禄を見せ付けたかと。見えない舌であらゆるものを切り裂くビジュアルがかっこいい。全身から出る高熱弾も超獣っぽくていいなー、デザインはスペースビーストだけど。
  • メビウス降臨。光が降り注ぎ、静寂の後に降りてくるっていう演出がまさに『降臨』と言うに相応しい。周りの人の反応と「あれ? パパが小さい頃に見たって言ってた」「あぁ、ウルトラマンだ!」には、狙ってる感バリバリだけど感動した。
  • 戦闘はすごいあっさり気味だったけど、まぁ第1話で説明すべきことを全部やってると急ぎ足になるのはしょうがないかなぁ。ガイアはガイアが降ってきて終わりだったし、ネクサスは等身大ペドレオンを鉄拳で潰して終わりだったし。メビュームシュートはかっこよかったのでよし。
  • ビルを盾にしたり周りの被害を省みずに戦うっていうのは、メビウスが戦士に成り立ての未熟者っていうのを現してるんだろうけど正直他のウルトラ兄弟も大差無い気がした
  • 「なんて下手くそな戦い方なんだー! 何も守れてないじゃないかー!」は、半分以上自分に向けて言ったんだろうなぁ。予告で「地球は我々自身の手で守らなければならない」って言ってるし。
  • いきなりミライがGUYS隊員になってたけど、理由は次回説明されるかな。

とりあえずGUYSもメビウスもルーキーってことで、まさにOPテーマ通りの『初めは誰もヒーローじゃない』『ぶつかり合い励まし合い 立ちはだかる闇を越えよう』な成長物語になるんだろうなぁ。かなり好きなテーマなので大期待。
次回は早速グドン登場。夕焼けの決闘とガンフェニックスの飛行音がセブンに出てきた宇宙人の乗り物のそれなのが懐かしくて泣いた。

*1:ほんとに今日がウルトラマン80の最終回から25年と2週間後らしい。