轟轟戦隊ボウケンジャー #23「あぶない相棒」

相棒って言うな!(お約束


エスターよりもボウケンジャーよりも、ギラファ鳥羽さんとサージェス上層部の方が何枚も上手で食えないのでした、なお話。普通こういう悪役と手を組んだ悪人って用済みで殺されるか戦隊の説得で改心するのがパターンだけど、最後まで蒼太やクエスターを手玉に取り続けて蒼太の生き方に納得はしたけど改心はしない鳥羽さんのキャラは斬新でよかった。蒼太の喋りながら指輪を触る癖が鳥羽さん譲りだったり、キャラの描写が脚本でも演出でも細かかったのはさすが。蒼太だけじゃなく映ちゃんも絡めてたし、この辺の上手さは小林靖子氏らしいなー。
帝国の真珠に隠されたビオパンツァーの設計図を欲しがってる国があるらしい。某アジアの覇権を得るべく大躍進中の大国か某宗教国家か某世界の警察か、それとも資源のおかげで支配者の私腹だけは肥えてるアフリカのどこかの国か。でも巨大な回転鋸が付いただけの戦車が近代戦で役に立つとは思えないんだけどなー(笑) ああ、暴徒鎮圧には役立つか……(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
サージェス、ここまで胡散臭い描写を連発されると絶対後半になんかあるよなーって思う。年末商戦が終わったらなんかやらかしそうだ、会川氏がメインライターだし。
あ、あとさくら姉さんに続いて映ちゃんにも腹にワンパンくらったチーフはご愁傷様、倒れ方が板に付いてた(笑)
本日の戦隊紹介はカーレンジャー。最初は嫌がってたけどダップの詐欺紛いのやり方にハメられて戦隊にさせられるメンバー*1とか、怪人が「5人がかりなんて卑怯だぞ!」って泣き言を言う*2とか、ヒーローマニアの敵の技を「名前が長すぎるんだよ!」と発動前に斬り捨てたりとかとにかくヒーローもののパロディに徹した作品だった。全てのロボを軽く大破させたラスボスを倒したのは、実質腐った芋羊羹だし。

*1:クライマックス近くではやる気出して自主トレとかしてたけど。

*2:そりゃー普段は5対1でギリギリの戦力比だからしゃーない。