轟轟戦隊ボウケンジャー 最強のプレシャス

時間が短くなったせいで多少性急感があったけど、多少進行がダレてた去年一昨年*1に比べるとテンポがよくて見てて気持ちよかった。
冒頭のOPテーマをバックにしての戦闘だけで元は取れたなー。相変わらずガジャ様は素晴らしくてリュウオーン様はレッド一人にやられてたし。そして映画館の音響で聞く黒田崇矢氏の声がすごい格好よくて驚いた。いやGFスタースクリームで名前覚えた頃からいい声してるなーとは思ってたけど。そして復活ツクモガミにアリエナイザーが数人混ざってたように見えたのはわたしの気のせいか(笑)
ゲストの倉田保昭氏はなかなかいい味出してたなー、普段は他のメンバーが暴走してチーフが天然ながらもフォローに回ることが多いけど、今回は父親関連で熱くなって先走るところが見られたし。ハイド・ジーンは飯塚昭三氏ですんばらしゅうございました。ちょっとやられたくらいですぐ宇宙に逃げようとする根性無しだったけど(何) 『あらゆる星々の強い生命体の遺伝子を取り込んで、最強の生命体になる』という目的で改造実験帝国メスの大帝ラー・デウスを思い出した。
「お父様」っておもいっきしアピールしてるけどチーフからも父からも悉く無視されるさくら姉さんがすごくよかったと思う(何)
ダイタンケンは詐欺だろーっていうくらい格好よかった、顔は微妙なんだけど。劇場版+敵がCGだからって安易に空中戦にせずに、敵の長い身体を走っていくという形で地上戦っぽくしたのはなかなかよかったかと。ドリルを渡して捕縛から脱出とか、普段あまり生かされてない腕換装も上手く使ってたし。ダイボウケンとダイタンケンの連続必殺技も燃えた!……んだけど、ロケット頭よりその直前のフルバーストの方が格好よかったと思う!(笑)
『自分だけの大事なもの』と『親子の関わり』をメインにしたテーマは、短い時間でよく描けてたと思う。時計で始まって時計で締めるのもよかったし。ただ、最後にみんなでダンスに慣れてただけにEDテーマなしで終わったのはちょっと面食らった。まぁあの歌でダンスするのは辛いと思うけど(笑)

*1:特にフルブラスト・アクション。