ウルトラマンメビウス #48「最終三部作1 皇帝の降臨」

うおおおおお、なんだこの鳥肌展開。盲目的な狂信者呼ばわりされてもいいや、メビウスは素晴らしい! やっぱり、過去作頼りきりの話よりメビウスオリジナル*1話の方が個人的に盛り上がるなぁ、最終局面なのを抜きにしても。
トリヤマ補佐官とマル秘書久しぶり……と思ったら劇中でも言われてた(笑) 各国GUYSの視察って、視察は程々にして経費流用で豪遊してる姿が容易に想像できるね!
いきなりインペライザー軍団の登場。肉弾戦でも歯が立たなかったメビウスが、バーニングにならなくても押していることにちょっと感動。「命あるものは、常に前に進みます。昨日までのデータなど」だ。焼き芋キックやメビュームダイナマイト再登場も嬉しかったけど、何よりGUYS強ー!! インヴィンシブルフェニックス・フルパワーでインペライザーを一撃って!! つまりインヴィンシブルフェニックスはストリウム光線以上の威力ということに……1分限定とはいえ恐ろしい(笑) 強い防衛チーム大好きだから一向に問題ないけどっ。
エンペラ星人の降伏勧告、ただ降伏せよ、ウルトラマンを出しだせと言うだけじゃなく、差し出せば地球は自分が脅威から守ると言っているのがより悪辣。ただ、これを受けちゃうともう地球は終わりなんだよね。確かにウルトラの星を滅ぼしかけたエンペラ星人の力なら未来永劫地球を脅威から守り、平和を保つことも簡単だろうけど、それは地球人という存在意義や誇りと引き換えにした平和だし。エンペラ星人の領土の一つに成り下がっちゃうわけだ。現実ならそれでも平和ならいいかもしれないけども。
ミライの熱が90度ってくだり、セブンの最終回だなぁ(笑) セブンとは違って、周りに理解者がいてくれるミライは幸せ者だけども。
斎藤洋介氏痩せたなー。
ほ、補佐官が格好いい……っ! ミライには恵比寿様事件の時に借りがあるからねーとか茶化す気が起きないっ!(何) いや、真面目にウルトラマンとかじゃなく、ヒビノミライとして信頼してるというところでぐっときた。
サコミズ隊長=総監は完全に予想済みだったけど、自分もみんなと肩を並べたい、ウルトラマンと一緒に戦いたいから正体を隠して隊長として戦っていたという理由はよかった。後の演説もだけど、地球が知らないうちにウルトラマンに守られていたことを誰よりも身近で知って、人類の無力さに歯痒い思いをしたサコミズ隊長だからこその重みがある言葉。まあ、上層部には上層部の仕事があるわけなのに正体隠してわざわざ前線に立ってた合理性は置いといて(何)
エンペラ星人は太陽に潜んでるのか。黒点を増やしているっていうのは、地球を本当の闇で包む気なのかな。
民衆からの声、べったべたもいいとこなんだけどやばかった、結構涙腺にきた。特に、極太の字でメビウスと共に」って書かれたファックスが。ネットの描写もあるところが最近の作品らしいなぁ。例の捏造掲示板騒動の直後だからちょっと冷めちゃったのは残念すぎる(笑)
群集シーンにナイトレイダーの平木隊員がっ。出るならヒルカワと絡んで欲しかったなー(笑)
全世界のインペライザーを迎撃するGUYSの図に、ちゃんとオーシャンもあったのが嬉しい。欲を言えば、勇魚隊長の駆るシーウィンガーがインペライザーを撃破する!という絵が見たかったけど。
皇帝の一撃で、ついに俺達の翼が……! 今まで散々墜落はしても破壊はされない、GUYSの絆と友情の象徴という描かれ方をしていただけにこれはキツい。皇帝の絶望的なまでの力も嫌というほどわかるし。
……ところで、今回『皇帝の降臨』なのに降臨するのは次回みたいね。
次回は、闇に包まれる地球とフェニックスネスト壊滅の危機、そして今まで登場したゲスト宇宙人の救援! ……ザムシャーとカコはともかく、ファントン星人何しに来るんだ。救援に来たんじゃなくてトリヤマ補佐官にシーピン届けに来て巻き込まれただけなんじゃないか

*1:という言い方もおかしいけど。