ウルトラマンメビウス #49「最終三部作2 絶望の暗雲」

丸々1話かけた、エンペラ星人は強いぞーすごいんだぞープロモーション。演出が監督の頭がおかしくなったかヤケクソになったのかと思うくらいやりすぎで、なんていうか、上手く言えないけどすごかった。特に爆発シーン、どこかで見たことあるバンクフィルムも多かったとはいえ中野昭慶監督を髣髴とさせる吹っ飛ばしまくりでいったいどうしたんだ円谷プロ
前回ガンフェニックストライカーが派手に爆発炎上して、どうなったんだリュウ達ー!?と思ってたらふつーに脱出しててちょっと拍子抜けした(笑)
インペライザーに( ゚∀゚)彡ドリル!ドリル! いやー、皇帝陛下は男の浪漫をわかっていらっしゃる。しかも飛ばしてミサイルにもなるとはもう完璧。
インペライザーを迎撃する兵器は、シンクロトロン砲*1シルバーシャークG! ここで使うとは伏線の消化が上手いなぁ。インペライザー簡単にやられすぎ!って言われてたけど、強豪超獣を一撃で倒した超兵器の改良型で小惑星の破砕用にも使われるものをあの至近距離で食らったらそりゃあ耐えられないだろう。
ザムシャーきたー! でもインペライザー一刀両断の演出があまりにもやりすぎで笑ってしまった(笑) 他にもファントン星人にサイコキノ星人・カコの再登場! ここで兄弟じゃなく、メビウスや地球人と接することで影響を受けてきたメビウスオリジナルの宇宙人を持ってくるところが作品のテーマを表しているように思う。ファントン星人とカコが何したのかわかりにくかったけど、フィギュア王の記事を見るにカコが念動力でインペライザーの残骸を空中に放り上げる→ファントン星人の圧縮技術で破壊ってことなのかな。
満を持して、皇帝の降臨。地上に降り立つだけで街を壊滅させ、太陽の光を奪い、救援に来たザムシャーもカコもヒカリも歯牙にもかけない強さが圧倒的すぎる。しつこいくらいの描写のおかげで、エンペラ星人が強い!ということは十分に描かれていた。正直圧倒的すぎ。前回で俺達の翼、今回で基地周辺の迎撃兵器にフェニックスネストにマケット怪獣と、圧倒的な力で抵抗手段が次々叩き潰されていく様子をこれでもかと描いたおかげでまさにサブタイ通りの『絶望の暗雲』な雰囲気。
実況で皇帝の念動力が北斗剛掌波って言われてて不覚にも吹いた、そりゃ声同じだけど!(笑)
おおお、ここでガンクルセイダーがくるとは! しかもメテオール装備型! ただ最後の手段だけじゃなく、ヒカリ=セリザワに見せるためというのも上手い。
ザムシャーはフェニックスネストを守って散り、ヒカリもエンペラ星人に一太刀浴びせるも消え、そしてリュウの乗るガンクルセイダーも木っ端微塵に吹き飛ばされ、絶望の中で次回へ続く。
次回予告は気になるところが多いなー、ファイナルメテオール解禁、フェニックスネストから飛び立つゾフィー、ナイトブレスを着けたリュウと手を重ねるGUYSクルー、それに光線を放つウルトラ兄弟*2 フェニックスブレイブは、メビウス+ナイトブレスを託されたリュウ+GUYSの最終形態で当たりかな。
ともあれ次回、いよいよ丸一年やってきた最終回。もはや見守るのみ!

*1:第10話でGUYSオーシャンがボガールモンスに使用して、全く効かなかった兵器。

*2:レオと共にダブルフラッシャーを放つアストラまでいる!