本日のお買い物
- 作者: 朝南政昭
- 出版社/メーカー: 晋遊舎
- 発売日: 2007/04
- メディア: ムック
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『日本人には軍国主義的なDNAが脈々と受け継がれてる』なんて一発殴るからこの投稿者呼んで来いな投稿もあれば、『軍事よりも分子からミカンやハンバーグを作り出せるような機械を作る方にお金を使うべきだ』みたいなほのぼの笑える投稿まで幅広くあって、本当に面白い。投稿の紹介と解説だけじゃなく、今のマスコミの欺瞞や偏向報道を実例を挙げてわかりやすく紹介してるコラムもあったりでこれは元を知ってても買ってよかったと思った。
マスコミ不信とか思想を抜きにしても、初期のトンデモ本の世界が好きな人にはおすすめ。
余談だけど、元記事が入手できなかったとかで『語尾ににゃんって付けて猫になりきった60歳のお婆様がアメリカ批判を繰り広げる』名作が掲載されなかったのが実に残念。あれは最初に見た時は転げ回りたいくらい笑ったなぁ……
(追記)しかしまあ、こういう本を『堕右翼本』と切って捨てて全く自らを省みようとしないから、今の日本の左翼はここまで堕落・凋落したんだなぁと思うことしきり。昔は左翼=進歩的で頭がよくてすごい 右翼=保守を通り越してコチコチの古典的で頭が悪いなイメージだったけど、今は左翼の方が頭コチコチな人が多く感じるわ。