天元突破グレンラガン #14「皆さん、ごきげんよう」

あー、演出はすごいけどなんか展開にメリハリがなくてだらだら盛り上がらないなーと思ったら、脚本が第4話の人だった。あの話は作画云々以前にストーリーが酷かったからなぁ……馬鹿通り越して何か危ない薬でもやりましたか?な言動のカミナとか。
兄貴の墓に決意を言うシモン。こういうのはいかにも最終決戦って感じでいいなぁ。
閑話休題、ついに螺旋四天王との決着。シトマンドラとシュザックは不憫だな……ほっとんど見せ場なかったじゃん(笑) 最期もグレンラガンにじゃなく、ダイグレンに真っ二つだし。散々大グレン団を苦しめて散ったグアームはお見事でした。でもダイガンドちょっと気持ち悪い。
ダイグレンどころか、大グレン団の雑魚ガンメンまで飛べるように! 地味にパワーアップしてるなぁ、こいつらも。前回はやけにごつい重火器装備して対空砲火してたし。
玩具画像で出てたキングキタンの槍と盾はキヤルンガとの合体だったか。……ん? 妹の乗る機体を武装として装備して妹が盾に乗ってるってどこかで見たような……スパロボで歪められたキャラが本家に逆輸入されてしまったアメリカ兄妹……(何)
とうとうグレンラガンイデオンやってしまった。ミサイルまでドリルなのがなんともはや。今回、ここだけじゃなく全体的にいつにも増して過去のロボットアニメへのオマージュが多かった気がする。パロディ・オマージュはガイナックスお家芸とはいえ。
戦艦ずらずらはあの死闘と兄貴の死はなんだったんだって思わないこともないけど、ダイガンザンは四天王チミルフが座乗する戦艦で他とは戦力が段違いだったと思っておこう。いかにも量産艦なデザインだし、駆けつけてきた奴ら。
ニアの演説、「シモンのドリルは、天を衝くドリルなのですから!」でやっぱりカミナと重ねたキャラだったんだなーと思った。一見無謀とも見えるくらい信じてるニアと、それにしっかり応えちゃってるシモンの信頼関係もカミナとシモンのそれに重なるし。しかし際どいアングルがあってちょっとどっきどきでしたよ(何)
四天王を撃破し、いよいよテッペリン自体が動き始めたところで次回へ! グレンラガン対螺旋王のグレンラガンとか、サブタイにもあるニアの決意とか次回はまた盛り上がりそう。絵コンテで摩砂雪氏参加っていうのもすごいな……ガイナックス相当賭けてるな、これに。