天元突破グレンラガン #15「私は明日へ向かいます」

今、男の前に運命がその姿を現した―― ということで、これはいい最終回でしたね。敵味方全戦力をかけての総力戦、自爆する旗艦、ボロボロにされる主役機、最後は生身の勝負で決着とこれでもかというくらいの最終決戦展開。前半終了でこれって、後半失速しないか逆に心配になってくる……(笑)
あまり作画とか気にしないわたしでも感嘆するくらい作画も動画も半端じゃないと思ったら、絵コンテ・作画陣が豪華すぎ……やっぱガイナックス相当賭けてるな、これに。エヴァに代わる新たな代表作って言われるようになるといいなー、それくらいの出来は十分にあるし。
ダイグレンの自爆には吹いた、デカブツえを突破してグレンラガンを螺旋王の玉座へ送り届け、限界を迎えて自爆するという熱い展開の後で、脱出が腕上げてすぽーん!って。あまりにお手軽すぎる脱出装置だ、艦橋ごと脱出してるし(笑)
螺旋王こそが人類の守護者。この言葉と後に言った「かつてお前と同じように、人類のためと信じて戦った男がいた」「百万の猿が地上に満ちる時、月は地獄の使者となりて螺旋の星を滅ぼす」を考えると、螺旋王は月からの攻撃から地球を守るために地下に人類を追放し、月の輝く夜は眠るしかない獣人で万が一地上に出た人間を掃討してきたわけだ。螺旋王ほどの力と武力を持つ男でさえそうせざるを得なかった状況を、シモン達がどうぶち抜いてくれるのか今から楽しみ。
ヴィラル……OPにずっと映ってた4本腕のエンキドゥドゥ*1ごとすっかり噛ませに。「人間とはいったいなんなのか」って問いに答はもらえたんだろうか、なんか不死身の体をもらって嬉しさのあまり誤魔化された気配が濃厚だけど
グレンラガン対真螺旋王機ラゼンガン。なんか動きが劇場版クラスなんですけど……すごすぎ(;´Д`) バルディエルみたいな格闘戦するは全身からドリル触手伸ばしまくりだはなラゼンガンの強さが、螺旋王にとってはガンメンで勝負するためだけのハンデだったっていうのもすごすぎ。頭から火噴きながら生身で殴りかかってくる姿は壮絶すぎて笑ってしまった(笑)
語り部をやれって言われて速攻次回予告をノリノリでやってるヴィラルの順応性に吹いた。あれはそう解釈すべきとこでしょー(笑) これからナレーションも次回予告も檜山氏になったらすごいネタだなぁ。

*1:どーでもいーけどすごい名前。