悪の組織の通知表

METHIEさんがやってるのを見て面白そうだったので、こっちでもやってみる。独断で首領の強さも付けてみた、やっぱこれも大事でしょ。

組織の規模=A:既に幾つもの惑星を支配下に置いている宇宙規模の組織。個人的にはAでも足りないくらい。
組織の予算=A?:戦力は無尽蔵クラスだったけど、主に侵略した星からの供出と略奪で賄ってる気もする。
組織の目的と実行度=A:全宇宙の支配と、首領たる星王バズーの食糧確保*1。組織の規模でも書いたけど、既に多くの惑星を支配下に置いて戦力に組み込んでいる。
首領の強さ=B:惑星生命体……と聞くと凄そうなんだけど、最終決戦ではチェンジロボ一機に叩き斬られてて大きさの割にはあんまり強くない印象が。やたら必死で自分の正体を隠そうとしてたし。
幹部の強さ=A:ギルーク、アハメス、ブーバは戦闘力もかなり高い。
技術力=A:そりゃあ多くの惑星の技術のちゃんぽんだから。
組織への忠誠度=E:一部を除き故郷の星を人質に取られてたり、繁栄を約束する条件としてだったり恐怖で抑え付けられたりで従ってるだけ。実際終盤は裏切り者続出。
総評:典型的な恐怖政治の独裁組織……なんだけど、その規模も実績も圧倒的。実はチェンジマンが潰したのは、バズーを除けば数多くある方面軍のたった一つだったりする。

組織の規模=B:大要塞と多数の戦闘機を所持。生命体さえいれば改造していくらでも手駒を作り出せる。
組織の予算=B:エイリアンハンターと取り引きしてたりしたので、ある程度の資金力はあるはず。
組織の目的と実行度=C:表向きは究極生命体の創造だが、実際は首領ラー・デウスを究極生命にすること。疑心を持ったケフレンが陰謀を進めたり野心を抱いたカウラーが反逆したりで、デウスは途中退場してしまった。
首領の強さ=B:強いことは強いんだけど、印象が薄いのはケフレンとカウラーが濃すぎるからか。
幹部の強さ=A:ワンダのタイムストップは反則でしょ。
技術力=A:これがなければ改造実験帝国なんて名乗りません。
組織への忠誠度=B:皆ケフレンに作られた人工生命体なので、創造主であり父であるケフレンへの忠誠心は絶大。でもそのケフレンが一番の裏切り者だった。
総評:良くも悪くもケフレンが動かしていた組織。彼がデウスに対して疑いを持ってしまった時点で組織としては終わってたのかもしれない。

組織の規模=D:構成人員、たった8人。しかも全員揃った場面はなし。
組織の予算=-:メンバーが戦力。エネルギーは基本略奪。
組織の目的と実行度=E:基本的にはメガトロンを復活させてオールスパークを手に入れて宇宙征服……なんだけどなぁ。
首領の強さ=A:オプティマス、手も足も出てませんでした。
幹部の強さ=A:スタースクリームは、ブラックアウトやアイアンハイドとラチェット二人を秒殺したりオプティマスと互角以上に戦ったりとかなり強い。
技術力=A:TF自体が超技術の塊。
組織への忠誠度=B:基本的には全員メガトロンを崇拝してるけど、永遠の裏切り者スタースクリームの存在を加味して。
総評:人数の割には頑張ったと思うけど……

組織の規模=C:構成人数自体はそれほど多くないっぽい。まあ目的が目的だし。
組織の予算=A:お布施やら略奪やらで手広く集めているみたい。
組織の目的と実行度=A:星そのものを異星人であるグリ・ムリ・アの星に存在変換すること。そのために着々と世界を動かしていて、あまりのスケールの大きさにティトォ達は基本的に後手にしか回れていない。
首領の強さ=E:ただの太ったおばさん。自慢できるのは科学力だけ。
幹部の強さ=A〜E:女神の三十指はまさにピンキリ。リュシカみたいな本当にどーしよーもない奴から、ジール・ボーイやヨマみたいな人外クラスまで多種多様。
技術力=C:グリ・ムリ・アが科学の発達した星の科学者だったらしく、未知の技術を使いこなしている。ただグリ・ムリ・アの知識頼りなところがかなりあるので。
組織への忠誠度=E:女神の三十指は『魔法を使えること』だけを条件にかき集めたので、最初から女神を敵視している者や目的を探ろうとしているだけの者も。実際女神の本性を知ったら寝返ったり離脱した者もいる。
総評:ムラも隙も多い組織……だけど、それは全て真の目的を達成する過程での計算の範囲内なのが恐ろしい。ただ組織の方針から行動の決定からメンバーの管理から何から何までアダラパタ一人でやってるっぽくて、そこが仇になりそうな予感も。

*1:バズーの正体は惑星生命体ゴズマスターで、惑星を丸ごと食い尽くす。