スーパーナチュラル シーズン1 #20「父との再会」

吸血鬼に奪われた悪魔をも殺せるコルト銃の奪還を軸に、兄弟とジョンの和解を描いた最終章の始まりに相応しい話だった。
不言実行なジョンとそんな父親に反発するサムの板挟みで、珍しくディーンが表立って苦労人。いつもは表向きだけでもサムを振り回して好き放題する役どころなのに。最後にまた自分達を気遣って遠ざけようとするジョンに「従うけど余計なお世話だ」と返すところがよかった。
今回の敵の吸血鬼、「どうしてそっとしておいてくれないんだ、俺達にも生きる権利はあるはずだ」と言ってて直後にジョンに「権利などない」って一蹴されてちょっとかわいそうだった。まあそう言ったリーダーはともかく他の仲間はどう見ても楽しんで殺人したり仲間を増やしたりしてたし、同情の余地は少なめだったけど。