コードギアス 反逆のルルーシュR2 #3「囚われの 学園」

「次回のこのコーナーまでになんとかしなくては……!」 ほんとにな
ルルーシュが相変わらず肝心なとこで詰めが甘くて一安心です。いやまあ今回はヴィンセントにロロが乗ってたことは知らなくて、ロロがギアスユーザーだってことも知らなかったから仕方ない面もあるけど。
疑われ、その疑いを反らそうと欺き続けるルルーシュという構図はこれまた前シーズンの第3話でカレン相手にやったこと。ギアスはやっぱり、こういうルルーシュのセコい頭脳プレイが一番面白いなー。
「こういうキャラは生活力がないのがお約束」吹いた。まー確かにその通りではあるが(笑)
EUのナイトメアがちょい役だけど面白いデザイン。腕がそのまま銃になってるところは中華連邦のガン・ルーっぽいけど、双頭がすごいインパクト。その二つの頭にはどんなメリットがあるのかと
スザクは相も変わらず耳障りだけはいい独善全開。「抵抗しなければ“僕は”撃ちません」か。そうだねー確かにエリア11での経験で、ブリタニアが降伏した人間でも容赦なく虐殺するようなとこなのはよく知ってるもんねー。で、どうやってブリタニアを変えるのか考えてるのかなこいつは。いくら皇帝の親衛隊で頂点まで上り詰めても、そこは結局皇帝の、ブリタニアの番犬としての頂点であってブリタニアの国是を変えたり政治に介入したりすることは絶対に不可能なんだけど。
ロロのギアスは、『一定範囲内の人間全ての意識を数秒飛ばす』か。瞬間移動や時間を止めたように見えたのは、意識が飛んでる相手に悠々近付いていたからで。実にドミニク・ザ・サイクロプス……そういえばあれも目が能力発動の鍵だったな。ロロの正体はまだわからないけど、誕生日に異常に拘ってるところやルルーシュがゼロだと信じたくなさそうなところを見ると、記憶を奪われてるかギアスを使うための人工生命体っぽい。
……せんせー、カレンが1話からずーっと一人でエロコメやっててなんかかわいそうになってきたんですが(笑) 空気が一人だけ違うよッ。
ギアスを封じたのはC.C.から渡された特製のカラコンかー……って前シーズンであれだけ悲壮的に描いといてそれだけで大丈夫ってのもなぁ……一応、更に力が強まったら通じなくなるかもとも言われてるけど。
シャーリーの「ケーブルカーに乗ってみたい」というさり気ない言葉で、自分だけじゃなく友人の記憶も好き勝手に弄繰り回したブリタニアへのルルーシュの怒りと己がやったことへの後悔を描くのが上手い。
電話一本と火災警報一つだけで、パニックを起こして監視を撒く策がお見事。こういうルルーシュの策がすかっと決まるところが好きだ、色々あってうまくいかないことのほうが多いとはいえ。
去年の予告でチラッと映った、ルルーシュ、その悪魔の瞳と共に死ね」はロロの台詞だったのか。てっきりスザクだと思ってた。3話にしてもう絶体絶命のピンチ、いったいどうやって乗り切るのか。ロロが微妙にルルーシュに情が移ってるっぽいのが鍵になりそう。
緑川の裏切りはなんだろうなー、ブリタニアを撹乱するためのルルーシュの策に乗ったのかな。こういう平成ライダー並みの気になる引きをするのがずるいなぁ、まんまと引っかかって次が楽しみになってる身で言えたことじゃないけど(笑)