ケータイ捜査官7 #16「URL」

監督は鶴田法男氏、道理でJホラーっぽい話だったわけだなお話。
不気味な映像に映ってる不気味な女が背景のあちこちに映り込む、一旦は失踪が実はオカルトでもなんでもなかったというミスリードが入る、と思わせといてやっぱり完全オカルトだった、そしてオチがないのがオチと、Jホラーのお約束をこれでもかと盛り込んだお話だった。さっすが「ケイタがセブンで股間を隠して全裸で25分踊る話もあり」ケータイ捜査官7
無粋を承知で*1真相を推測すると、

  1. 准教授とそのシンパが、この世界に嫌気が差した者が向かえる異世界*2への移動に成功する。
  2. この世界へのささやかな復讐のためかそれとも純粋な善意でか、同じくこの世界に嫌気が差した人間*3を積極的に『向こう側の世界』に迎え入れている。
  3. 迎え入れるためには、一旦この世界へ戻ってきて『資格者』に勧誘メールを出し、直接迎えに行かなければならない*4。不気味なアパートはそのための拠点の一つ。勧誘メールには、『勧誘人』が映っている映像を添付する必要がある。
  4. 勧誘メールを受け取って映像を見た人は、『勧誘人』と接触することで『向こう側の世界』に連れて行かれる。
  5. 連れて行かれた人は、新たな『勧誘人』となって同じように『向こう側の世界』に人を勧誘する義務を課せられる。
  6. まだ湯気の立つコーヒーが残っていたのは、瞳子の親友がケイタを連れて行こうと来るのを待ち構えていたけど、ケイタが拒否したので次の『資格者』を探すために一旦『向こう側の世界』に戻ったため。

こんなところかなー……さっきまでJOJOサイト見てたからか、そこのスタンド能力解説みたいになってしまった。

*1:多分脚本も監督も考えてないだろうし、あえて言うなら「なんだかわからない」というのが正解だろうし。

*2:便宜上、『向こう側の世界』と呼ぶ。

*3:便宜上、『資格者』と呼ぶ。

*4:この行為を行う者を、便宜上『勧誘人』と呼ぶ。