ウルトラマンマックス #33「ようこそ! 地球へ 前編」

バルタン星人よ、そりゃ科学力というより魔法や超能力の類じゃないのかいって思ったけど、女子高生に変身して箒に跨って「ばるる・ばるる♪」と唱えて科学力を発動させるタイニーバルタン見て「ああ、これは生暖かい目で見なきゃいけないところなんだ」と理解。
ストーリーは前回危惧したコスモス劇場版との被りはあんまり無かったけど、代わりにウルトラマンネオスのクライマックスと酷似。遺伝子モデルが保存されてて一人いれば再現できるとかさー、瑣末な部分とはいえそのまんまだよー。そこを除けば、スタンダードな子供と宇宙人の交流もので微笑ましくて面白かった。さすがは千束北男こと飯島敏宏監督。
特撮は相変わらず素晴らしくいい仕事しております。バルタン星人ならこれ!な重力嵐と赤色停止光線を使ってくれたことに感涙。ハイパー化したバルタン星人対マックスも見物だった。しかしマックスってホントに伸縮自在なのね。体色といい頭のカッターといい、レッド族なんだなあ(笑)
真夏竜氏が駐在さんなのは知ってたけど、毒蝮三太夫氏がどんな役なのかなーと思ったら妙に世を儚んじゃってる警備員さん。落ちてこない紙飛行機ではしゃぐ姿がものすごい哀愁漂ってて切なかった(笑)