牙狼−GARO− #19「黒炎」

。アクションも特撮も、とにかく凄かった。こっちの目が肥えちゃって第7話や第9話ほどの興奮は無かったけど、それに匹敵するクオリティだった。やっぱ雨宮監督すごい、超すごい。
前回の引きから続くガロ対ゼロの死闘。魔導火を飛ばしつつ斬りかかったり魔導火を置いておいて斬りかかって時間差で魔導火を放つとか投げた牙狼剣と銀狼剣が空中で戦い続ける横で殴り合いとかもうね、こういう絵考えた人はすごい馬鹿だと思う、スーパー特撮馬鹿。素晴らしすぎ。
不器用で自分の気持ちも語れない鋼牙の代わりにカオルに怒るゴンザがよかった。誰よりも鋼牙のことを知ってるからこそ、すれ違いがもどかしいんだろうなあ……。あの怒りはわかってない*1カオルだけじゃなく不器用な鋼牙や何もできない自分にも向いてたように思う。
鋼牙と邪美の関係も、お互い人並みの暮らしは捨てた身だけど未練があるのが切ない。特に邪美の「いい魔戒法師にはなれたけど、いい女にはなり損ねた」って言葉がすごく微妙な関係と立場を表してて好き。
番犬所の三神官は元人間とか。現世と魔戒を繋ぐ者として選ばれて、数百年の時を生きてきたのか。キバにかしづいて武器を渡してたから、やっぱり独断で動いてるみたいだなあ。
邪美爆殺……(つД`) これ以上ないってくらい壮絶に散ったなあ……。コダマに殺されるとこまでは予想通りだったけど、ここまで呆気なく無惨な死に様とは思わなかった。
鋼牙対コダマ。前回同様マーク武蔵氏全開であります。倒れた鋼牙をバク宙しながら蹴り転がしたり鎧召喚を吹っ飛ばして妨害したりがすごかった。戦いの途中でしっかり髪整えるのには笑ったけど(笑) あのアァ゙〜〜〜〜は喉を潰されると出せないのね、やっぱり木霊や言霊の類か。
私怨よりも使命を取った零が剣を魔界へ投げ入れたけど、間に合わずに巨大ホラー出現。ただ素体ホラーでっかくしただけなのはちょっと残念だけど、ハンプティ以上の大きさはやっぱ迫力あるなー。ガロが身体を走って登っていく絵がツボだった。よくこういうのを実写でやろうと思うよなあ……
そしてついにホラー喰いの魔戒騎士にして零の仇敵にしてバラゴこと、暗黒魔戒騎士キバ出現。とりあえずポールアックスはツボ。これで零の誤解も解けたかなー、次からは完全に共闘体制になってくれたら嬉しい。
次回はついにカオルの運命が決まるのと、雨宮慶太監督繋がりで七ツ風の島物語からゲストキャラ出演ですか。

*1:というか認めようとしない、かな。