魔弾戦記リュウケンドー #21「さらば月光の剣士」

ジャークムーン退場。いやー、あの第11話と第12話でめっちゃくちゃにしたジャークムーンの武人キャラをよくここまで持ち直して綺麗に退場させたなー。理屈は無茶苦茶強引とはいえ。
ジャークムーンが卑劣な凶行に走ったのは、ジャマンガ城に満ちる悪の力で魔物としての卑劣な本能を増幅させられたからだったのかー。強引とはいえ、そうしないと第5話と第11話のジャークムーンのギャップが説明できないわなぁ(笑)
剣二、新聞はテレビ欄と四コマしか読まないって(笑) それは社会人としてどうかと思うぞっていうかそんなんでよく警察に就職できたな。
皆既日食の説明の時のあのお面はなんなんだ(笑)
白波、誤解は解けたし無闇矢鱈に戦うこともなくなったけどまだ打ち解けてはいないかー。それでもきちんと見せ場があったのはよかった。やっぱザンリュウジンは懐に潜り込まれると使い辛いみたいね。疾風+アーチェリーモードがあるからあんまり弱点って感じでもないけど。
魔物としての卑劣な部分と剣士としての高潔な部分が拒否反応を起こして、消滅寸前のジャークムーン。それでも死を受け入れて最期にリュウケンドーと戦おうとするのが格好いい。その決意を受け入れる剣二も。「剣を持つ者同士だから」って台詞はいいなぁ。
剣二の様子がおかしい→「もしかして、キーを失くしたとか?」の時の不動さんのリアクションで吹いた。おもいっきし目が泳いでるよ不動さん!(笑)
ジャークムーン対リュウケンドーは、アクションが迫力満点。月光剣とゲキリュウケン+マダンダガー二刀流できちんと剣劇してるところが燃える。動きにくそうなスーツでよくやるなぁ。
不動さんの「剣二ぃ、貸し一つだぞ!」は格好よすぎ。痺れるぞおっさん!
邪悪な心を振り払ったジャークムーンと、それに応えるべく雷電武装するリュウケンドー、そしてお互いの最大の技である新月の太刀対超雷鳴斬りでケリを付けるところは盛り上がった! 最近こういう敵幹部と丁寧に決着付ける話が無かったからなー、特撮で。
剣二=リュウケンドーだと気付き、「さらばだ、鳴神……」と消えていくジャークムーン。そして「誠の剣士よ、安らかに眠れ……」と見送るリュウケンドー。くぅっ、いい話だ! 最期の最後で尊厳を取り戻し、敵にも敬意を持たれて散っていく敵幹部ってところで副官ブーバとかサー・カウラーの最期を思い出した。
そして新幹部、血煙伯爵ブラッディ登場。ジャークムーンを助けたのは、剣とサンダーリュウケンドーのデータを得るためだったのかな。なんにせよまた一筋縄じゃいかない奴が出てきた感じ。機械仕掛けのお化け紳士ってビジュアルはなかなかいいけど、声が予想より甲高かったなぁ。
次回でロッククリムゾンも完全消滅っぽいなー……と思いつつもんのすごいあけぼの町クオリティが見られそうでそっちの方が楽しみだ! わざわざ目線でバチバチ火花散らすエフェクト入ったり!(笑) 3人同時変身も燃えそうだなー。