山口県光市母子殺害事件

とりあえず、高裁差し戻しという最高裁の至極賢明且つ常識的な判断は評価すべきかと。感情的なことを言わせてもらえば即刻死刑判決を下すべきだったとは思うけど、無期懲役は軽すぎるって判断が最高裁で出たってことは後はもうよっぽどのことがない限り死刑しかないしなー。
そもそも性的衝動を抑え切れずに何の罪も無い母子を襲って母親を殺してから強姦*1して、更に子供まで殺したっていうだけでも倫理的には万死に値するのに、その上『俺は環境のせいにして逃げ延びる。最後には悪が勝つんだよ』『どうせ7年ほどで放免なんでヨロシク』『被害者の遺族ね、あれは僕も調子に乗ってると思いますよ』なんて後悔も反省も贖罪の気持ちも0なこと書いた奴に更正の可能性なんて無いでしょ。父親が接見した時に「これから一生をかけて罪を償いたい」とか言ったらしいけど、どうせ罪を軽くしたいがための口先だけの反省なのが丸見え。万が一本心からでも、もう手遅れ過ぎ。
しかしこの犯人以上に笑えるけど許せないのが、高裁でこの件を担当した弁護士。なーにが『母親に甘えたくて侵入して騒がれたから殺してしまっただけだから殺意は無い』『赤ん坊の首に紐を蝶々結びにしたら死んでしまっただけだから殺意は無い』だよ。寝言は寝てから言えよもしくは「病院に行け」by天道総司って感じですな。こういう行き過ぎた人権馬鹿な弁護士のせいで裁かれるべき外道が正当な裁きを受けなかったんじゃ……と思うと寒気がする。

*1:普通は報道ではこういう場合『暴行』って言うんだけど、被害者の旦那さんが『強姦』ときちんと言ってくれって頼んでるからそう言うってばっちゃテレビが言ってた。