獣拳戦隊ゲキレンジャー #3「シオシオ! そうじ力」

今年は「修行して強くなる」と「暮らしの中に修行あり」が基本テーマかー。拳法ものの基本と言われればそうだけど。素質はあるけど全くの初心者っていうジャンのキャラのおかげで、割と無理なく色々説明できてるのはありがちだけど上手いと思う。
やっぱり臨獣殿の設定や描写はツボだなー。リンシー(戦闘員)が試しの房を抜けてリンリンシー(怪人)になるとか、リンリンシーになると理央に顔を見せることを許されて布を取るとか、すっごくいい感じ。幹部二人の演技が上手いのもあるんだろうなぁ、理央はもちろんだけどメレも幹部モードと乙女モードの演じ分けが見事だし。
リンリンシーの名前はモチーフの頭文字を後ろに回すのが法則か、カマキリ→マキリカに野牛→ギュウヤ。
ロボタフ、臨獣拳の技まで再現できるのか……こいつも戦わせたらいいんじゃないか、トレーニング用とか言わずに(笑)
あの微妙に恥ずかしい名乗りはシャーフーが考えてたことが明らかに。マスター、どう見てもセンスがないです! ランはともかくレツは最初言うの嫌がっただろうなぁ。
雑巾の中に仕込んで、雑巾絞りができるものすごい柔軟性の錘がすごい(何)
巨大戦、石田彰の実況とかゲキトージャがよく動くのは新鮮でいいんだけど、必殺技がショボいのはちょっとなぁ……前回の回転パンチも今回の回転キックも、回ってるうちはいいんだけどインパクトの瞬間が弱い。もっとこう、ずががががーん!って派手に連撃くらわせてるみたいにできないかな。
次回、まだ第4話なのにいきなり準幹部クラスな臨獣殿五毒拳出現! マジレンの蠢毒房三冥獣は第一部クライマックスだったというのに、すごい急展開だ。しかも理央様自ら出撃して黒獅子に変身してマスターシャーフーと戦うみたいだし、楽しみ楽しみ。「剛きこと獅子の如く……我が名は、黒獅子・理央」って名乗りがめちゃくちゃ格好いい。
しかし五毒拳、いくら全体の雰囲気がB級拳法ものっぽいからってこんなマニアックな元ネタ普通気付かんぞ(笑) 面子の構成まで同じだから、これで間違いないはず。