『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season6 #3「蟷螂たちの幸福」

あー、ミステリとしては『自殺に見せかけた殺人、に見せかけた自殺』と割とありきたりな話だった*1けど、二人の動機と口紅を引いてからの荻野目慶子氏の演技が凄まじくて見入ってしまった。やり切れなさに怒る亀山と、それを制止しつつも「人が自らの命を絶つことで出せる答など、決してないのですから」と言う右京さんもよかった。戸田山氏の脚本はツボだなー、演出も要所要所でかかる『耳に残るは君の歌声』が雰囲気合っててよかった。

*1:というかもうパターン出尽くしてて、斬新なものはほぼ不可能だと思うけど。