相棒

『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season7 #9「レベル4〜後編・薫最後の事件」

ギャワーッ! 一番こうだったらやだなーと思ってた展開で薫ちゃん去っていきやがったーッ! ていうかスタッフのどなたかが「兼高の件とは関係ない」とか仰ってたような記憶があるんですけどッ! たとえどんな卒業になろうと、亀山には『警察官であること』を…

『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season7 #8「レベル4〜前編」

予告、予告が……っ! いやね、まさかあの相棒で、それも『相棒』の片割れである亀山の退場話に、殉職なんてベタな展開持ってくるとは思えないからある意味安心はしてるんだけどね*1、それでもあの予告は衝撃だった。 それはそれとして、前回のようなドロドロ…

『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season7 #7「最後の砦」

さあきたぞー、相棒定番の今期はこんなもんかーと油断してたらこちらの脳天をガツンと殴り飛ばしてくる容赦ない話が。 ある意味お馴染みな警察の闇を告発する誰も救われない話に留まらず、それが右京さんと亀山の今まで培った『相棒』関係にまで罅を入れてし…

『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season7 #6「希望の終盤」

地味! 将棋界というあまり馴染みのないところが舞台だったのもあるけど、とにかく地味な話だった。 次狼さん大野木があまりにやることなすこと裏目に出すぎて逆に笑えてしまった。緊張のせいで初歩的な反則で負けたのに、そのことを親友の一人は「わざと勝…

『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season7 #5「顔のない女神」

パンストを首に巻く右京さんがなんかデジャビュだと思ったらアレだ、ライザーグレンにやられてボロボロになって彷徨ってた頃何故かパンストを首に巻いてた神野。非常にどーでもいーことですねすみません。 今回の犯人のやってた番組、シーズン5の『赤いリボ…

『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season7 #4「隣室の女」

子供の遊びに「防弾チョッキを着けていますから」と大人な態度のようで大人げ0な態度見せる右京さんに吹いた。 話は面白い!って類のじゃなかったけど、誰も不幸にならない見てて安心できるいい話だった。でもあの人ほんとにお咎めなしで済むのかなー、右京…

『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season7 #3「沈黙のカナリア」

冒頭で殺される被害者とはいえ、ウルザードパパこと磯部勉氏が相変わらず渋くて格好いいお声を聞かせてくれました。真っ先にこーゆーところに目が行く特撮好きですみません。 話はワープア問題やら二世議員の過去の不祥事やら炭鉱事故の原因の隠蔽やら、やや…

『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season7 #1「還流〜密室の昏迷」 #2「還流〜悪意の不在」

正直劇場版のせいで今後の相棒に不安がなかったと言えば嘘になるんだけど、うん、いつもの相棒だった。まさに、悪意の不在が悪意を生んで引き起こした悲劇。 誰も悪くない……と言うには、瀬戸内は援助を素早く必要な人に行き渡らせるためとはいえ横領していた…

相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン

うーん……言いたいことは山ほどあるんだけど、愚痴るばかりもなんなので「こういう大作映画って、やっぱりお金も出るけど制約もそれ以上にあるのね」ということで。それ抜きにしても、アイディアに固執しすぎて歪になってる戸田山氏らしくない脚本は気になっ…

『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season6 #18「白い声」

んー、面白いことは面白かったし相棒お得意の後味悪さもあって満足は満足なんだけど、同じ脚本家が前シーズンで書いた『赤いリボンと刑事』とネタが被ってるような……

『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season6 #17「新・Wの悲喜劇」

へ、変な話だったなぁ……(笑) 夢が終わってからの纏め方が上手くて、終わってみると全てが「ああ、そういうことか!」と納得できる面白い話でもあったけど。まさに怪作。 やたらアクションがひょうきんでおかしい右京さんとかも、全部中島の夢の中だからって…

『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season6 #15「20世紀からの復讐」

「なんであいつはいつもそうなるんだ!」吹いた。そういえば亀山が特命係に左遷されるきっかけも、犯人を取り押さえようとして逆に人質にされたからだったなぁ。あとやたら夫婦の事情に敏感な米沢、この人もいつまで引きずってるんだ(笑)

『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season6 #14「琥珀色の殺人」

シーズン1の「殺しのカクテル」の続編かー。えらいまた前の話で…… 最初のシーンで肝心の殺しが映ってないから偽装だけなのはわかったし、途中の犯人の不自然な言動にも気付いたから意外性はそんなになかったけど面白かった。結局格式とかそんなこたーどーで…

『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season6 #12「狙われた女」

おー、このどんでん返しはさすがに想像してなかった。相棒らしくてよかったけど、惜しむらくは前編で伏線を張ってなかったことか、主に戸田山脚本だとものすごいさり気ない形で伏線張ってくるし。まあ古沢氏にしてはよくやったんじゃないかな(えらそう 余談…

『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season6 #11「ついている女」

ちょうど『ついてない女』をこないだの再放送で見たばかりだったので、すらすら思い出せてよかったよかった。潮哲也氏が出てるのに注目してしまうのは特撮マニアの悲しい性。しかし新年SPの次の話が前後編とは……

『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season6 #9「編集された殺人」

うっへー、後味わるー。サブタイも思った以上に重い意味だった。取り調べ録画が議論されてるけど、確かに好き放題編集できるようじゃ何も変わらないわなぁ。夫が殺されて無実の罪で逮捕されて、父親が誤解から可愛がってた娘を殺しちゃってその上夫殺しの真…

『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season6 #7「空中の楼閣」

前回見ないなーって書いたら三浦さんがいた(笑) やっぱ三人揃ってないとなー。 作家の嫌なキャラがただ軽薄で成功に浮かれて他人を見下してる薄っぺらいものじゃなく、ちゃんとそうなった理由がラストで語られたのがよかった。普通なら環境汚染を暴かれそう…

『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season6 #6「この胸の高鳴りを」

今回の内容とは関係ないんだけど、最近トリオ・ザ・捜一の三浦さん見てない気がする。 被害者が事務所に強要されてた面もある+反省してたとはいえあまり同情できなかったから、それに絡む女達のドラマにも入り込めなかったのが痛かったなー。むしろ華がない…

『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season6 #4「TAXI」

殺人からストーカー事件に繋がり、冒頭でさり気なくラジオで語られてた事件を絡めてヤクザの裏金と偽装殺人へと繋がる流れが、アクはないけどお見事だった。 ストーカー男に泣きつかれて、顔には出さないけどものっっっっすごく嫌そうな右京さんが妙にツボに…

『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season6 #3「蟷螂たちの幸福」

あー、ミステリとしては『自殺に見せかけた殺人、に見せかけた自殺』と割とありきたりな話だった*1けど、二人の動機と口紅を引いてからの荻野目慶子氏の演技が凄まじくて見入ってしまった。やり切れなさに怒る亀山と、それを制止しつつも「人が自らの命を絶…

『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season6 #2「陣川警部補の災難」

最後の劇場版予告ショートムービーで、一瞬劇場版にも陣川出るのー!?と思った(笑) 戸田山雅司氏脚本だけあって、細かい伏線張りと回収の仕方がお見事。最初に社長が「なんで気付かなかったの!?」って怒鳴ってた株の銘柄が、殺しに行っててニュースを見ら…

『相棒〜警視庁ふたりだけの特命係』season6 #1「複眼の法廷」

あー、この殺人事件すら利用して一番思い通りに状況を運んだ奴が野放しになる後味悪い終わり方、まさに相棒だなー。一見まともなこと言ってる三雲判事の、実際は自分の思想信条で人の運命を狂わせたエゴイストぶりと巧妙に証拠は残さず自分の手は下さない汚…