ウルトラギャラクシー大怪獣バトル #1「怪獣無法惑星」

これはまさにウルトラ怪獣ポケモンな作品。機械で呼び出したりするのを見るとデジモンの方が近いかもしれない。
まずは設定説明とかは最小限にして、舞台である惑星ボリスの『怪獣無法惑星』ぶりと怪獣バトルをたっぷり描いたおかげで掴みは十分。最近のウルトラじゃ滅多になかった、1話で複数の怪獣が暴れるなんてシチュがいきなりあるのは怪獣ファンにはたまりません。
OPはもはやお馴染みのProject DMM。好きなグループだから一向に問題なし。いきなりゴルザVSベロクロン、テレスドンVSネロンガ、ケルビムVSバンピーラ*1ベムスターVSアーストロン、エレキングサラマンドラ、ドラゴリーVSサドラ、グドンVSガンQと夢のバトルを見せられてもう大興奮。ちらっと映ったレイモンはどう絡んでくるかなー、ウルトラマン型宇宙人とでも言うべきデザインだけど。ラストを見るに、レイの手持ち怪獣はゴモラエレキングとリトラなのね。何気に陸海空といいバランス。
ZAPはオキ隊員のキャラが一人立ちまくり。ペギラとチャンドラーの違いなんて耳のあるなしでいいじゃん、こいつ絶対テッペイの子孫だ(笑) あとは溝呂木眞也なクマノ隊員に注目、オキとはいいコンビみたいだし。他の隊員も、げぇーっと思うような演技の人はいないし安定感はあっていいね。今後に期待。
「首都のベラルゴシティ」って……そんな吸血鬼が出そうな街はやだー(笑) レイブラッド星人といい、妙なところから名前持ってこてるなぁ。
いきなりテレスドン対サドラに、戦いを嗅ぎ付けたかやってきたレッドキングの三つ巴。サドラが真っ先にリタイアするのはあーやっぱりなーって感じ。この三匹の中じゃ正直一番弱い印象あるしなー、テレスドンがデットンだったらわからなかったけど(何) ウルトラマンの戦い方とは違う、泥臭いまさに怪獣プロレスが迫力十分。大怪獣バトルのカードイラストとデータで説明するのはちょっと笑っちゃったけど、ゲームの宣伝企画としてはいいんじゃないかな。
スペースペンドラゴンのワイバーンミサイルが、板野一郎氏は関わってないのに板野ミサイルしてて吹いた。着実に技術は吸収してるみたいね、円谷のスタッフも。初めて見た時はなにこのピースキャリーとかなにこのトロイタートルとか思ったけど、なかなか格好よくてちょっと玩具欲しくなった。
モンスロードはちょっとウルトラマンの登場も意識してるのかなー、光になって登っていって降ってくるとか。カードをスラッシュして、カードの中の怪獣が動くという演出がツボ。
レッドキングは二回も何かを持ち上げる→それを狙われて爆発してわたわたをやってて吹いた。確かにレッドキングといえばあれだけどさー。きょろきょろして岩を見つけて「へっへっへ、こいつでどうにかしてやるぜー」な動きするのが笑える(笑)
ゴモラのアクションはもういきなり満足。尻尾対決でレッドキングに楽に競り勝ったり、FightingEvolution3であった前転尻尾アタックやってくれたりワイルドな動きが燃え。いきなり飛び道具撃ちだしたのには吹いたけど、肉弾戦オンリーじゃゴルザ辺りにいいように遊ばれそうだし仕方ないかー。零距離超振動波は、かち上げて背後に放り投げる動きとレッドキングが爆発する時のカメラアングルが格好よくてこれはこれで。ヒーローやるには必殺技がいるのはしょうがないしね。
次回はゴルザといつの間にか逃げてたテレスドン登場!

*1:なんで選りによってスペースビーストの中からこいつが……一番地味なビーストと言っても過言ではないのに(笑)