華麗なる一族 #最終話

同じ山崎豊子氏原作の白い巨塔唐沢寿明版)に比べると、色々と作りが甘いところはあったけどなんだかんだで1話も欠かさず見てしまうくらいは面白かった。前に散々キムタクに文句言ったけど、鉄平がジェームス・パーディの引き金を引くシーンには息を飲んだし。
鉄平が本当は大介の実の息子だということが死んでしまってからわかる皮肉、散々策謀を巡らせた大介すらも大蔵省の野望によって破滅に追いやられるであろうこと、万俵敬介が築き上げてきたものがもう終わってしまったことを将軍の死で暗示した最後は切なくなった。まあ将軍は鉄平が八つ当たりで石投げつけたから死んじゃったんじゃないかーとか思っちゃったけど(笑)